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宇治久世教職員組合 新執行委員長よりごあいさつ

 新年度を迎え、学校では新学期の準備でこれまで以上に慌ただしく過ごしていることと思います。そのような中、教員は身も心もぎりぎりの状況で働いています。まさに今の学校は教員の善意と忍耐で成り立っているといっても過言ではありません。

社会では教員の働き方が問題になり、働き方改革とともに給特法の見直しや廃止を求める声が広がっています。私たちは、単に給特法の廃止を求めるのではなく、本当に教職員にとってよりよい法制度になるよう求めていきます。

 私たちは、労働条件、教育条件改善に向けて、これまで交渉、申し入れを何度も行いました。そのような中で出退勤調査やストレスチェックの実施、少人数学級の拡充、人の配置、トイレ改修や空調設備の設置等少しずつですが改善されてきたこともたくさんあります。職場の声を結集し、声をあげ続けていくことが重要だと思います。

 また、分会からよせられたSOSや相談に対しては寄り添い、たたかってきました。今後も学校で何か問題があれば書記局(組合)に相談してください。一緒に解決していきましょう。

 私たちは引き続き労働条件、教育条件改善の取り組みを進めます。あわせて学びの場や仲間が集える場をつくっていきたいと思います。そして「教え子を再び戦場に送らない」と誓った先輩方の思いを忘れず、憲法と平和を守る取り組み進めていきたいと考えています。

 子どもも教師も生き生きと過ごせる学校づくりのため、教職員組合の果たす役割はこれまで以上に大きくなるでしょう。執行部一同その先頭に立って奮闘したいと思いますので、みなさんのご協力をお願いいたします。

                                宇治久世教職員組合 執行委員長 

 

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